外装塗装をしようと思ったとき、どう依頼しますか?
毎日「ただいま」のたびに目にする外壁。憂鬱な家にならないための業者選び、「悪徳業者にありがちな…」をお話しいたします。
外壁塗装業者の選び方
外壁工事を依頼するとき、どのような入口があるでしょうか。
1. 訪問営業
2. インターネット口コミ
3. インターネット見積もりサイト
4. 地元の口コミ
5. 家の近所の看板
6. 地元の情報誌
7. ゴミカレンダー
8. 電話帳のイエローページ
9. 家を建てたときの建築会社
どれが安心?どれが悪徳?とても難しい問題です。ただ「騙された」「粗悪な業者だった」と後悔してしまったケースは大きく区別すると4つのパターンがあります。
悪徳業者の見分け方
1. 悪徳業者にありがちな訪問営業
訪問営業が全部ダメとはいいません。
交通の便が悪くて、インターネットの環境が悪いところへ、わざわざ声をかけてくれる業者もいます。先代が使っていた業者で、最近通りがかりで不調を見つけてしまい気になったというケースもあるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
住宅街、15年前に新築で建てた。周りも同じような家がたくさん建っている。
もしも信頼、人気のある業者だったら、わざわざ不特定多数で1件も契約が取れないかもしれない訪問営業で人件費を無駄に使いますか?
そして、訪問営業にはよくあるセリフがあります。
「今見えている部分しか分かりませんが、すぐにやらないと大変なことになりますよ。」
と、不安をあおります。
2. 悪徳業者にありがちな無料点検
ポスティングチラシなどでも見かけますが、今ならキャンペーンで無料点検ができることをウリにしています。点検だけして、断ることができるほど営業マンに勝てる技をお持ちなら問い合わせてみるのもいいでしょう。
足場代、〇〇㎡分無料。
足場は足場業者へ別に依頼しなくてはいけません。
塗装業者は足場業者へそれなりの対価を払います。
それが無料にできるはずなどありません。
3. 悪徳業者にありがちな大幅値引き
無料点検に引き続くものにもなりますが、このまま契約していただければ見積額より〇十万円値引きいたします。
塗装は値段があってないようなものです。下地に手を抜かれてもわかるのは早くても数か月後。もう業者にとっては入金後です。
それから騒いでももう手遅れですよね。
4. 悪徳業者にありがちな助成金をうまく使うテクニック伝授
市町村によってリフォーム助成金があります。
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和2年度版)
住宅リフォーム推進協議会
まず、本当に外壁工事リフォームの助成金制度があるのか調べてみてください。
また、多めの見積もり額にして、MAX助成金が下りるようにしますよ。そうすれば持ち出し額は少なくて済みますよ…。と言って親切な業者を装う。
助成金は上限が決まっています。なおかつ、先着順で件数も決まっています。
最終的には助成金は無理だったが断りづらくなって依頼せざるをえなくなったという状況もありますので、貰えたらラッキー程度に思っておかないと、結局大金を払う羽目になるかもしれません。
外壁塗装の正しい業者の選び方
では、どのような基準で業者を選ぶのがいいでしょう。
・営業に来た人が信頼できそう
・見積額が明朗
・いまだけ…とキャンペーンなどですぐに契約を焦らせることをしない
・ご近所で評判がいい
できれば地元で昔からやっている業者に依頼できるといいですね。
インターネットでお住まい近辺で検索し、まず複数社から見積もりを取ってください。「相場」が分かります。そこからどこの業者を選ぶのか。即決せずに何人かの知り合いに相談するもいいでしょう。
納得のいくまで相談し、きちんと向き合ってくれる業者と出会えたら、きっと長いお付き合いが出来るのでしょうね。弊社もその見積もりの業者の1件に加えていただけると幸いです。