外壁塗装のタイミングはどんな時?

キッチンやトイレ、お風呂場などはトラブルが分かりやすいですね。生活にも直に影響するので、早急に対処しようとすると思います。

しかし、外壁はいかがでしょう。

雨漏りに気づいたときには、かなり大掛かりな修繕が必要な状況になっており、費用も莫大にかさんでしまいます。

では、どのタイミングでメンテナンスをすればいいのでしょうか?

リスクを3段階でお話ししたいと思います。


1段階 調査依頼の検討時期とは?


〇色褪せ

塗装の色褪せは初期症状です。この段階で調査依頼いただければ、外装表面のコーキングや塗装だけで済むことが多いです。色褪せといっても、色によっては徐々に変色するので、どれくらい色褪せしたのか分からないかもしれませんね。新築から10年~15年位が目安になります。

〇チョーキング

モルタルや窯業系サイディングの場合は、太陽が良く当たっている辺りの外壁を手で触れてみてください。手に白い粉のようなものが付く状態のことをチョーキング現象といいます。外壁によっては黒い粉や茶色い粉の場合もあります。外壁は建物を雨風や紫外線から守ってくれています。劣化によって起こる場合もありますし、ご自宅の立地条件など環境の理由で早目にこの現象が起こる場合もあります。定期的に外装には直接触って確認することをオススメいたします。


2段階 塗り替えの検討時期とは?


〇コケが出ている

コケやカビ、藻がついているのは防水機能が落ちている証拠です。コケの胞子が飛ぶと健康被害もあります。コケやカビは酸性です。酸化は壁がボロボロとはがれてくる原因ともなります。高圧洗浄で落とせばいいかな?と思いがちですが、結局のところ胞子が飛んでいる環境ということは変わりません。すぐにコケが付いてしまいますので、ご相談いただいたほうがいいかと思います。

〇コーキングにひびが入った

サイディングのつなぎ目にゴムのような見た目のコーキング(シーリング)が塗り込んであります。そこにひびや剥離が見えたら要注意です。このつなぎ目から水が浸入します。じわじわと侵食していき、進行すれば漏水の原因となってしまいますので、ご相談いただく時期となります。


3段階 早急にご連絡ください


〇トタン、金属部分の錆び

とたんや金属部分にさびが出てきたら、危機を感じましょう。金属部分の錆びは資材の老朽化の現われです。そのまま放置すると壁が崩壊します。

〇ひび割れ

コーキングでなく外壁そのもののひびが入ってしまった。すでに雨水が侵食している可能性があります。ホームセンターでシーリングを購入して、穴埋めしてあるご自宅もありますが、それでは雨水の侵入は不完全です。早めにご相談ください。

外壁には、サイディングだけでも多種にわたります。他にもモルタルだけでなく、タイルやACLなどあります。耐用年数は様々で、種類によっては60年と記載されているものもあります。それでも、10年~15年でメンテナンスしてこその耐用年数です。

まずご予算などをご相談いただき、お客様に合ったプランをご提案させていただきます。そのうえでメンテナンスの時期をご家族でお話し合いいただき決定していただければと思います。

こちらから営業するようなことはいたしません。

まずご心配になりましたら、ご自宅の状況が1段階目であってもお声掛けください。

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